健康と薬>薬の説明書を捨てたらあかん

　薬を買ってきて箱を開けたら、中の説明書をよく読まないうちに
ゴミ箱へポイ・・・なんて事をしていませんか？

確かに、説明書（正式には添付文書）は字が多くて、しかも難しい
言葉が出てくるので最初から読む気がなくなってしまいますよね。
でも、最近はちょっと違うんです。
薬の使用者が理解しやすいように絵や記号などを使って
パッと見て分かるようにメーカーが工夫をしているんです。
これらには項目と順番が決められていて、使用前に必ず
読むようにという内容に始まって、品名・特徴・使用上の注意など
数項目が謳われているのですが、大事なのは使用上の注意の中の
「してはいけないこと」と「相談すべきこと」の２つです。

これを無視して勝手な判断で薬を使用してしまうと大変な事に
なりかねません。
例えば薬の飲み合わせや妊娠中の女性や胎児への影響など
場合によっては命に関わる問題について説明されています。
少しでも疑問があったら、記載されている相談窓口に電話するか
最寄の薬局に聞くのが一番です。
そして、説明書（添付文書）は必ず捨てずに保管しておきましょう。